第11回スペースデザインアワード”食空間”部門賞受賞
パブリック株式会社が主催する第11回スペースデザインアワードで、月のホテル併設レストラン“ALL DAY DINING月のみち”が食空間の部門で部門賞を受賞した。パブリック株式会社は今回のテーマを「うながす」とし、新たな視点や発想をもとに「これからの空間デザインとは何か」を考え、「人」や「家具」や「空間」の新しい関係性を創り出し、希望ある明日へと導いていく、未来の空間デザインの指標となる、可能性あふれる作品を募集した。
“ALL DAY DINING月のみち”は山形県酒田駅前にオープンした複合施設『光の湊』内にあり、他にもバンケット、図書館、観光情報センター、広場、バス待合、レジデンスなども併設されている。ホテルコンセプトである『心地よい夜』に合わせたシックで落ち着きのある空間をベースにアイキャッチにもなるビュッフェ台、調理を目の前で楽しめるオープンキッチン、半個室のボックス席に広場が見渡せるソファ席、テラス席とバリエーションのあるレイアウトに合わせた様々な家具が人々の交流をうながすアイテムとなっている。“ALL DAY DINING月のみち”は酒田市の新たなコミュニティの場の中心となる、時の移ろいとともに食を愉しむレストランを目指している。設計・建築は東京都に本拠地を置く㈱アール・アイ・エーと㈱スペースカウボーイ、施工は西松建設㈱。